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日産・スカイライン R32 GT-R Nismo Restored Car




Nismo Restored Carとは? | ニスモが定めるレストア施工とは? | Nismo Restored Car 製作の流れNismo Restored Carよくあるご質問 | プレスリリース | 写真 | Tsugio Matsuda 写真 | ウェブサイト
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Nismo Restored Carとは?

"ニスモが定義するレストア施工" とは、視覚的に綺麗にするレストアという一般的な考え方/手法を超え、「性能も可視化した形でレストアする」という新たな概念で行う施工となります。

この事は、様々な状態で存在する施工対象車に対し、新車当時の性能に一定のレベルで戻す事を目的とした施工となり、また、様々な手法・技術・設備・施設等を活用したニスモにしか出来ない施工です。

"NISMO restored car" はオーナーにとって、唯一無二の車両となり、これからの何十年という年月、輝きと性能を維持し続ける事でしょう。

For R32 GT-R /  R33 GT-R / R34 GT-R。

 

ニスモが定めるレストア施工とは?

1. ボディ
総合的な性能を担保する為に、自動車メーカーの実績をベースとしたニスモ基準でのBODY捩り剛性測定と、BODY寸法測定後、劣化値修正の為の良好なバランスを維持した修復。劣化したシーリングの再塗付後、車体全てを希望色での再塗装。
(OPTION:電着塗装・メルシート交換)
 
2. エンジン
全分解でのオーバーホールとバランス取り後、ベンチ台上での性能測定とラッピング。
(OPTION:NISMOチューニング仕様へアップデート)
他、駆動系 制動系
作動確認・点検・分解洗浄・オーバーホール・消耗劣化部品の交換・塗装。
(OPTION:希望の部位構成部品の追加交換)
 
3. 内装
クリーニング
(OPTION:NISSAN GT-R(R35)表皮を使ってインテリアをトータルコーディネートした張替え、プラスティック部位の塗装リペア)
他、電装系
導通作動確認・点検・消耗劣化部品の交換。
 
4. 完成検査
シャシダイナモメータでの性能実験後、ニスモのテストドライバーまたはプロドライバーによるチェック走行。

 

Nismo Restored Car 製作の流れ

1. 完全な分解
レストアのスタートは、車体の完全な分解から始まります。

この後の工程の為に、全ての部品のコンディションを正しく把握し最適な施工を施す為にも、ショートパーツも含めた全ての部品が取外しされます。
 
2. ボディの計測と修復
一般的な作業として、最新の3D測定器を使いフレーム寸法を正確に測定。

腐食部位のリペアと共に、ボディを正しい状態に修正します。

その上で、経年劣化に伴うボディ剛性の低下を修復するパネルの補修が施されます。

SKYLINE GT-Rを極限までチューニングし、レース活動を行ったニスモだからこそ出来る、最適で、且つ、パネルに入る熱からの腐食にも考慮した施工となります。
 
3. 塗装の剥離と電着塗装
レストア施工の過程では、オプションで設定された塗装の剥離と再電着塗装を施す事も可能です。

小さな錆の目を断ち、鉄板がむき出されたボディは、新たな価値を生み出す、凄味すら感じる事が出来ます。

オーナーだけが知る、特別な工程の一つです。
 
4. ボディ捩り剛性測定
ニスモがレストア施工に新たに手法を提案する、NISMO restored carの最も重要な工程です。

最適に修復されたボディの性能を、総合的に可視化した形で判断する為の測定です。

左右のバランスに差異が無いか、生産当時の剛性値が確保されているか、適切なボディのシナリが出ているか、複数の測定点から数値として確認します。
 
5. 塗装
経年劣化で硬化したシーリングを剥がし、過去に板金された部位は塗膜を研ぎ出す事から作業が開始されます。

その後、脱脂を施した上でシーリングが再塗付され、電着塗装と同等の効果を生む下塗り塗装を施し、 オーブンでの焼付が行われます。その後は、サフェーサー、パテ修正を行い、最終的な上塗り工程へ進みます。

この上塗り工程では、工場ラインでは塗られない部位への塗装も施して行きますので、 自動車メーカーのSHOW CAR同等の品質と仕上りを持つ事になります。

また、生産時当時のカラーサンプルからオリジナル色を再現する事も出来ますし、他色への変更も選択いただけます。
 
6. エンジン(分解・組立)
SKYLINE GT-Rのエンジン、RB26DETTを数多く組み上げてきたニスモでは、 自動車メーカーの基準値より高い精度での組み直しを施すオーバーホールを行います。

ボディ同様に、全ての部品が分解され、クリーニングされ、一つ一つの点検測定を実施します。

そして、消耗部品の交換と、点検された結果に合わせた加工や修正を施して行きます。

また、多くのレース活動を経験して来たノウハウより、 チューニングエンジンとして生まれ変わらせる事も選択いただけます。
 
7. エンジン(台上性能測定)
オーバーホール、または、チューニングが施されたエンジンRB26DETTは、台上での性能確認を行います。

400rpm刻み、低&高負荷2つの状態で2400~6000rpmの間で行われるラッピングでは、 各電装パーツの制御に不具合が無いか確認し、その後、冷却&油圧経路の漏れを確認します。

この下準備が済んだエンジンは、ブースト確認を経て、仕様に合わせ、6800rpm又は7600rpm迄、 フルスロットルでの性能確認へ進みます。

結果、1基1基行われる台上性能測定のデータはニスモで記録管理され、 正しく求める領域の出力性能を満たしたエンジンだけが、初めて車載への工程へ運ばれて行きます。
 
8. 駆動系
エンジンから出力された力を伝達制御する駆動系の クラッチ、トランスミッション、トランスファー、FR&FRプロペラシャフト、FR&FRデファレンシャル、 そして4本のドライブシャフト。

部位に合わせ、新品部品へのユニット交換、オーバーホール、再バランス取りなどの施工が施されます。
 
9. シャシ系部位
シャシー系リペアの総仕上げは多岐に渡ります。

各部ゴムブッシュの交換と合わせ、リンクアーム類の交換と再塗装。

ショックアブソーバーとスプリングの交換又は点検測定。

ブレーキラインとキャリパーローター、クラッチライン、フューエルラインとタンク類、エアコン、 パワステポンプから始まるE-TS油圧ユニット、冷却系部位の交換又は点検、オーバーホールの実施。

その他、BRKTやステー等の再塗装やメッキ、BOLT&NUT類ショートパーツの交換も行います。
 
10. 電装系部位
シャシ系部位と同様に、一度は生産廃止となった純正部品を復刻生産する活動から生まれた、 SKYLINE GT-R向けパーツ「NISMO Heritage Parts」への交換と合わせ、CPUの作動点検確認と洗浄を実施。

継続を余儀なくされるハーネスについても、劣化程度に合わせ、 構成品であるカプラー単体の交換を施すパーツもあります。
 
11. インテリア
性能を可視化した形でレストアを行うNISMO restored carを生み出す上で、 インテリアにもNISMOの特徴が色濃く出ているリペアとなります。

難燃性の規格より、当時の生地等は入手出来ない中 日産自動車のデザイナー監修の元、SKYLINE GT-Rの世界観を生かす為に、 NISSAN GT-R(R35)で使われている生地のみを使う張替え施工を全ての部位で新たに提案いたします。

市場に流通しない生地を使うだけでは無く、インテリアをトータルでデザインした表皮の組み合わせです。

プラスティック部位の塗装リペアと組み合わせた、新たな価値を楽しんでいただけます。

もちろん、オリジナルを維持したい場合は、洗浄等でのリペアのみを施します。
 
12. チェック走行を経て完成へ
全てのリペアが終わった車両は、車軸直結方式シャシダイナモを使い、 車両の出力測定と合わせ、不具合箇所の有無を確認します。その後、最終的なチェック走行へ進みます。

このチェック走行では、7つの評価コースを仮定し、操安性(操舵感・旋回性・安定性・ロール感)で12項目、 乗心地(フラット感・ダンピング・ショックの大きさ・高周波振動・姿勢変化)で9項目を確認し、 NISMOテストドライバーによって、SUSP異音評価とパワーステアリング異音評価などを行います。

これらは、新車時と同じレベルの確認をする事になり、正しくレストアされた事が証明され、 NISMO restored carである事を確認します。
また、車両 1 台を構成する全ての部品について、継続、交換(部品番号含む)、点検、再塗装などの履歴とともに、オーナーへお渡しいたします。

 

Nismo Restored Carよくあるご質問

Q1 : 自分の車に施工したいのですが、可能ですか?
A1: SKYLINE GT-R(BNR32、BCNR33、BNR34)を対象に承っております。
但し、事前のコンディション確認をNISMO大森ファクトリーにて行わせていただき、施工可否を判断させていただきます。
 
Q2 : 製作する車両は、ニスモ社で見つけていただけますか?
A2 : ニスモ社にてお手伝いをさせていただく事も可能です。その際は、車両のコンディションの確認報告も合わせて行います。また、すでにニスモ社で施工を施した完成車がある場合もございます。

共にNISMO restored carとなります。
 
Q3 : ニスモ社のレストアは、他社のレストアと何が違いますか?
A3 : ニスモ社が長年培ってきた技術ノウハウと自動車メーカーの設計値に基づく精度の高い施工に加え、ボディ剛性を可視化し新車時レベルへ補修を施す事と、法規上オリジナルが再現出来ない内装について自動車メーカーのデザイナー監修の元、表皮は NISSAN GT-R(R35)で使われた素材を用いてトータルコーディネートし、リペアする施工を選択できる事となります。
 
Q4 : どのような仕様で制作できますか?
A4 : ニスモ社のコンセプトカーである CRS/Clubman race spec 仕様の製作提案、および可能な限り純正オリジナルに忠実に施工する仕様となります。
 
Q5 : 製作期間はどのくらいかかりますか?
A5 : 車種、グレード、年式、コンディション等によっても変動はありますが、約半年から1 年の製作期間をいただきます
 
Q6 : 施工は、どこで実施しますか?
A6 : NISMO大森ファクトリーにて製作管理されます。
 
Q7 : NISMO restored car以外に、部分的なオーバーホールやチューニングは出来ますか?
A7 : 般的にはフルレストアと言われるほどの仕上がりとなるリペアを施すフルオーバー ホール施工を承っております。

もちろん、直営店舗のNISMO大森ファクトリーでは、部位別のチューニングやオーバーホール施工も継続して承っております。
 
Q8 : 価格はいくらですか?どうしたら購入、または、依頼ができますか?
A8 : 車種、ベース車両のコンディション、作業内容により費用は異なります。

ホームページを参照いただいた後、NISMO大森ファクトリーへお問い合わせをお願いいたします。

 

プレスリリース

Nismo プレスリリース

2020.12.04
スカイラインGT-R(R32、R33、R34)のレストアビジネス、「NISMO restored car」を開始



ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(本社:横浜市鶴見区 社長:片桐隆夫、以下ニスモ)は、ニスモならではの高い付加価値と品質、基準に基づいて性能を担保した、スカイラインGT-Rのレストアを開始します。

ニスモは、2017年11月より、製造廃止となっていた純正部品の復刻販売を行う「NISMOヘリテージ」を日産自動車との共同プロジェクトとして実施してきました。その活動を進める中で、ニスモのスカイラインGT-Rでのレース活動を支えたクルマ作りのノウハウ、そして、ニスモ直営店で提供してきたメンテナンスやチューニングの知見や技術を土台とした「ニスモが考えるレストア車」を新たに定義し、「NISMO restored car」の名称で立ち上げました。ニスモ直営店にてコンプリートカー販売及び持込車への施工を実施します。

日産自動車の直系であることを活かし、「性能の可視化」と「新車レベルの性能に近づける」を掲げる、ニスモが提案する新たなレストア施工、「NISMO restored car」の基準は、世界的に新たな価値を獲得し始めたスカイラインGT-Rをはじめとする日本車をより良いコンディションで後世へ残すことにもつながる活動と考えています。

また、この新たな活動をより多くの方々にご理解頂くことを目的に、株式会社BH AUCTION(本社:東京都千代田区 代表:武井真司)にて、BNR32をベースに製作されたNISMO restored carのプロト車の紹介、展示を2021年春より実施します。
 
ニスモが定義するレストア施工・・・「施工結果としての性能の可視化」
視覚的に綺麗にするレストアという一般的な考え方/手法を超え、全ての領域で「性能も可視化した形でレストアする」という新たな概念で行います。特にボディのレストアは基準値に基づいたニスモにしか出来ないレベルの施工です。各パーツについても日産自動車で定められた点検や測定に準じ、すべてを数値化して性能を確認します。また、車両1台を構成する全ての部品について、継続、交換(部品番号含む)、点検、再塗装などの履歴を記録し、提示します。
   
1. ボディ:  
日産自動車の実績もベースにしたニスモ基準で「ホワイトボディねじり剛性測定」と「ボディ寸法測定」を含めた修復を行い、劣化値修正がされた良好なバランスを維持した総合的な性能を確認します。劣化したシーリングの再塗付後、車体全てを希望色で再塗装します。(オプション:電着塗装・メルシート交換)
   
2. エンジン:  
全分解でのオーバーホールとバランス取り後、ベンチ台上での性能測定とラッピングを行い、新車時レベルの性能が出ることを確認します。(オプション:NISMOチューニング仕様へアップデート)

駆動系 - 作動確認・点検・分解洗浄・オーバーホール・消耗劣化部品の交換・塗装

制動系 - (オプション:希望の部位構成部品の追加交換)
   
3. 内装:  
クリーニング
(オプション:NISSAN GT-R(R35)の表皮を使い、インテリアをトータルコーディネートした張替え。プラスティック部位の塗装リペア)

電装系 - 導通作動確認・点検・消耗劣化部品の交換
   
4. 完成検査:  
シャシダイナモメータでの性能測定後、ニスモのテストドライバーまたはプロドライバーによるチェック走行で、性能の最終確認を行います。

 

写真

 

Tsugio Matsuda 写真

Source

ウェブサイト

Nismo Restored Car